木村伊兵衛撮影 本郷森川町の交番の話です

本郷森川町の交番の話です。
おはようございます。カメラで本気出す。カメラに本気出す。田中長徳カメラ塾です。

毎月1回開催しているブラックパチワークショップのことです。11月の第二日曜日は私が捻挫になってしまってやむなく中止になりました。
おかげさまで捻挫が治りました。それで12月もブラパチワークショップをやります。

今回は本郷裏表大撮影会とタイトルをつけました。かなり大げさなタイトルですが私の子供の頃の印象を描写するとそういうことになります。

小学生の頃の社会科見学でこの辺をよく歩きました。医療機関系のお店が多かったですね。そしてそのお店の名前がこれは実に不思議な事なんですが鰯屋さんと言うのです。イワシですよ。でもこういう不思議なことがあってウィキペディアで調べてしまうとすぐわかってしまってつまらなくなりますね。最近の私の売り方と言うのはすぐにウィキペディアを見ないと言う事です。そうすると謎が謎を読んで人生楽しくなると言うことなんです。

本郷には東大と東大ではない場所があってもちろん東大ではない場所の方が歴史的にはずっと古いので今回はそちらを主に探検する予定です。

木村伊兵衛さんの名作に本郷森川町と言う所の交番が写っていてお巡りさんがあっちを向いていてねじりハチマキのおじさんもあっちを向いていて学校帰りの子供が木村伊兵衛さんのカメラを見ていてその前後にに通行人が変な風に重なり合っていると言う名作があります。

ストリートスナップの名人木村家の作品としてはかなり整理されてない変な構図なのでそれが好きなんです。これは昭和29年に撮影された作品です。
昭和29年と言う戦後丸ノ内線が初めて開通した歳です。私は小学校2年生位ですから木村伊兵衛さんが撮影したその名作SMAPの画面に出てくるおかっぱ頭のカメラを見ている少年というのがちょうどその当時の私ですね。

その既に失われた本郷森川町交番を探します。でも私のやりたいのは定点観測ではないんです。定点観測が好きな写真家の方はたくさんいらっしゃいますが何故か定点観測をするともうそれで安心してしまってソノサキニカメラの目が伸びないというのは問題なんです。

以前岩波書店から東京今昔と言うタイトルの写真集を出しました。ところが編集部の人は優秀な編集者ばかりですから私の東京の写真をなぜか定点観測の方向にしていこうとしていました。とてもありがたいというかわかりやすいやり方なんですが私はそれが嫌いなので結構岩波書店編集部に対して反抗しました。でも結局東京の定点観測ダッシュみたいなものになってしまいました。

ご承知のように岩波の書籍と言うのは返品がないんです。買い切りなんです。ですからおかげさまでこの小さな写真集は全国の学校に買ってもらって結構助かりました。

ではまた明日のカメラ塾でお目にかかりましょう。



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