富士モノクロフィルム最後の日

富士モノクロフィルム最後の日

おはようございます。カメラで本気出す。カメラに本気出す。ついでにモノクロフイルムにも本気出す。田中長徳カメラ塾です。

前からくるぞくるぞと言われていましたが富士フイルムがついにステイトメントを出してモノクロームのフイルムと印画紙関係がすべて生産中止と言うので周りに衝撃が走っております。

富士フイルムと言う会社の名前はもう富士デジタルに変えたほうがいいんじゃないでしょうか?

コダックがEktaクロームの生産を再開したようなので何かモノクロームのフイルムの製造中止と言うのは時代に逆行のような気もします。でも世界中でモノクロームを生産している会社はたくさんありますから今更困るはずもありません。でも私も浮き足立ってヨドバシカメラに30本注文してしまいました。


モノクロフィルムもずいぶん高くなったとその値段を噛み締めております。昭和30年代に土門拳さんは100フィートのコダック製のモノクロフィルムを月の初めに1本手に入れました。これが3600円でした。1月それで済まそうと思っても月の半ばにはもう買わなくならないと残念がっています。
フイルムが足りなくなって困ると言うのは写真家の仕事が絶好調のその場合ですよね。実にうらやましいことです。

アナログ画像データの方が究極の状況になったときにデジタル画像データよりも生き残る可能性があるなどと最近言われてますが一体どうなんでしょうか?

思えば富士フイルムのモノクロームの広告に私はずいぶんたくさん登場さしてもらったことがあります。

カメラ雑誌の広告にもよく登場させてもらいました。ちょうどミュージアムと言う名前のモノクロバライタペーパーが登場したときの見開き広告でした。

モノクロのススメと言う小さなパンフレットも作ってそれが3本パッケージのプレストに封入されて販売されたこともありました。その原稿料は代理店からもらったんですが肝心のサンプルが届かないので私はそれを買いにヨドバシカメラに行ったことがあります。その小さなリーフレットがこの間部屋から出てきたので非常に懐かしい気持ちでいっぱいでした。

私の富士フイルムのモノクロ時代が完全に終わったと思うと寂しい気がします。
ではまた明日のカメラ塾でお目にかかりましょう。

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